PROFILE

田村 友輝(たむら ともき)

  • 国分寺産業代表取締役

Q&A

  • 田村 友輝さん1

    Q1.下野市はどんな町ですか?

    住みやすい町ですよね。僕も子供3人いて安心して生活出来る町だと思います。医療も発達してるし、近所付き合いもすごくあるし、駅も近いし、車でどこでも行けるし、交通の便もすごくいいので、そこに関しては本当にいいなと思います。楽しいか楽しくないは別問題ですが・・・(笑)
    僕は高校が宇都宮ですごく楽しかったんです。でも住むところじゃないなぁって、そんなに都会ではないとは思うのですが、宇都宮行けば居酒屋もいっぱいあるし、遊ぶところもいっぱいあるし、あそこは楽しい町だと思います。
    そういう楽しみをもっと(下野市に)持って来られたらいいなと、更に今度は我々も楽しいけど、他の市町村からも人が遊びに来るっていうのが理想的です。
    楽しいを自分たちで作っていく、待っていても何もしてくれないし、自分達でやらないと!
    でも、なんでもあるから不便なのかも知れませんよね。もっと田舎の方は違った意味で豊かだなって感じます。

  • 田村 友輝さん3

    Q2.飲食事業を展開しようと思ったきっかけはなんですか?

    元々商売はこの場所で祖父が1人で始めて、自分が継いだのは18歳なので、近所のおじさんと2人で再スタートとして始めたんですけど、今から9年前にここでゴミ収集してたスタッフが、『この会社の大事にしている価値観を元に飲食店(居酒屋)をやりたいです』と、言ったのがスタートです。
    最初はもちろん大反対しました。
    ゴミ収集の仕事は飲食店のお客さんも多いし、ゴミ収集と飲食ってタブーな感じだなぁとも思いましたし。
    ただ、これだけ駅前が寂れてきて、人通りがない、20時すぎると真っ暗闇になってしまう、この町に灯りを灯したいという思いはありました。
    もともと清掃業で大事にしていたのは、『この町で一番挨拶いいよね!』って言われる位の一番元気なごみ収集屋さんを目指すことで、会社の理念にもあるのですが、この町を挨拶と清掃で地域を明るくしましょう。「そしてないのなら作りましょう、あるんだったら活かしましょう」と暗闇で、看板も出さずに一番へんぴな場所でスタートしました。普段自分達が飲み行く場所もなかったのですしね(笑)


    その時、ちょうど市長に言われたんだけど、下野市の人が市内で食事をするのは14%しかいないと、残りの86%はみんな市外に行ってしまう。
    だったら気合い入れて14%を半分位もっていけるように頑張ってやってみたらと言ってくれました。俺も食事する側の人間からすると毎日毎日源天なんかいけないし、地元の人もたまに来てくれて、なおかつ市外の人も足を運んでくれる場所になったらいいなぁと、昨日お店行ってきたけど、県外の人もいたし、市外の人もたくさんいて、飲食店って活気があると町も明るくなると思いました。
    下野市って他にもいい飲食店いっぱいあるんで、みんなで相乗効果でまちを盛り上げていきたいですね。

  • 田村 友輝さん5

    Q3.田村さんが事業を展開上で大切にしてるものはなんですか?

    今後も含めて考えて、一番大事なのは人です。AIだなんだって言われてますけど、うちの会社が大事にしているビジョンがあって、エネルギー創造企業っていうのが、一つの僕のビジョンなんです。
    それってすごいザックリしてるんで、なにかっていうと僕もそうですけど、元々賢くもないしし、学校もろくに行ってないようなやつが意識と行動が変わるだけで生まれ変わるじゃないですか人間も。うちも不良少年がいたり、障害者雇用もしていたりするんですけど、今までどこいっても勤まらなかった人がうちにきて、またこう元気いっぱい仕事すると、それも人のエネルギーが高まってくるじゃないですか。
    そういう人が地域に集まれば地域のエネルギーが高まってくるでしょ。飲食店も、町に増えてけばその地域もエネルギーが高まってくる。


    エネルギー創造企業っていうのはその一つの、地域のエネルギーを高めていきたいなっていう一つの大きなビジョンがあって、あとは物質的なもの、ゴミをリサイクルして堆肥にするとか、捨てるものを活かすものに変えていくエネルギー創造もあるし、あとは今原発問題とか色々あるけど、出来る限り地域で循環していくっていうのが大事だなと思っていて、福井県とかの原発って東京のためにやってるんですけど、福井の電気を地産地消していく、下野市のものを下野市で循環させていくみたいな、持続可能な社会を作っていくっていうのが大事だと思っていて、事業を展開する上では、我々がお店を出したり、事業が発展していくにあたって、地域が発展、エネルギーを創造していかなければならない。
    事業展開するたびにエネルギーがなくなってしまっては意味がない。
    地方にも友達いっぱいいますけど、やっぱり人のチカラが一番大切だと思いますね。

  • 田村 友輝さん7

    Q4.下野市をこれからどんな風にしていきたいですか?

    確実に人口は減るでしょ。
    下野市はまだまだ減らないっていってるけど、50年で5000万人増えて、30年後に3000万人、4000万人減るんですよ。絶対じゃないですかそれって。下野市も減るんですよ。
    高齢者化率が40%越えてくるんで、高齢者が、余談ですけど昔うちの祖父母とかは65歳とかで引退したら余生を過ごすって言ってたけど、もう過ごすには長すぎるでしょ。65歳で引退したって、90歳位まで生きるんだから、約25年過ごすには長すぎるでしょ。今度25年生きるんですよ。過ごすって意識からたくましく生きるっていう意識変革しなくちゃいけないし、生きる楽しみを持つような下野市にしなくちゃいけないと思います。


    例えばその体験をたくさんできるような市にするとか、アスレチックもそうだし、農業体験もそうだし、農泊とかもそうですよね。人が集まる下野市にしたほうがいいですよね。それを、とってつけたようなアミューズメントを呼んでとか、ショッピングモールを持ってくるとか、それはそれでいいとは思うんだけど、そうじゃなくて、地元の人が小さく始めて大きく育てていくような新しいビジネスだったり、新しい魅力ある遊び場だったり、もっともっと点在していけば下野市もっともっと楽しくなっていくし、その高齢化って名前もあんま好きじゃないんだけど、先輩に俺らもあと25年後に65歳だから突入していくわけで、その時にやっぱりいいねって、「この街いいよね」って言えるのを期待するんじゃなくて、自分たちで作っていくっていうのがとすごい大事で、何かしたいこうしたいっていうのをみんなで意見出し合って、作って行けたらイイなぁって思っているし、下野市ポテンシャルありすぎて、いろんなこと出来ると思う。
    同じ市に駅が3つあるってのもスゴイなって思うし。

  • 田村 友輝さん5


    こないだ県知事と食事した時に、「県知事として下野市に何を期待してるんですか?」って聞いたんですよ。そしたら、「やっぱり、自治医大と道の駅と新庁舎を活かして人が集まる場所にして欲しい」って言ってたんですよ。下野市庁舎、もったいないですよね。しもフェスだけだから…。
    あれあそこで毎週マルシェやったり、仕掛けてやった方がいいと思うんですよね。ならやれって言われるからあんまイイたくないけど(笑)
    でもあの場所をポートランド行った時に、みんな楽しそうにマルシェやってて、農家さんも物販の人達もすごく楽しそうにやってるし、そこに朝イチから行くっていうのが楽しみなんですよね!ここがマルシェ出来て、最近道の駅みかもがよくやってて、サタデーなんとかっていうあれば夜だから、日曜日の朝から下野市役所の前で集合して、あそこでお酒のんで、昼飯食べて帰るみたいのがすげぇー楽しそうじゃないですか!あそこいって一週間分の野菜買えるとかでもいいと思うし、農家さんたちが自分たちで運んできて、農家さん達が自分たちで置き方工夫したりしてすごいいいなぁって思うんですけどね。楽しそうになってくっていうのがいいなぁって、月一でやれたらいいなぁって。


    子供いて、休みの日に何するってなって、本当にないとインターパークでも行こうかって話になって、インターパークも行ったら楽しいからそれはそれでいいとして、トランプのカードを増やせたらいいなと選択肢をね。毎週毎週インターパーク行けないし、今週は下野市役所でマルシェやってるよね!とか今週はバーベキューあそこでやってるみたいよとかそれをやってほしいなぁって思っています。
    農家さんが収穫したものを農家さんと一緒に下野市役所前でバーベキュー大会いいでしょ!俺らは求めてないかも知れないけど、都会の人は結構そういうの求めていたりするでしょ。駅チカだしね。日光とか行かなくてもこっちで出来ること。みんなで楽しい街にすればいいんじゃないですかね。
    「ないんだったなら作っていく、あるんだったら活かす。」
    地元で循環させていく、持続可能な街にしていくのがすごく大事だと思っているし、もっと市内の人ばっかりじゃなくて、県外の人とか世界の人が足を運ぶようなコンテンツ、コンテンツいっぱい作りたいですね。人脈が広いとか言われても、もっとへんぴな場所でもっと盛り上がってる所いっぱいあるし。


    尾道なんかは7年前くらいに行った時に、ホントに廃れてて、飲みの席で、市役所の人とか企業の社長とか集まって、みんなでどうする尾道って話なって、そこで涙流す位熱く語っていたんですね、で、「絶対尾道を世界の尾道にする!」っていって、その人たちだけじゃないけど、そういう1人の熱い人がいったことが波及していって、今年間640万人来るんですよね。新幹線は止まらないし、へんぴな場所だけど、来るんですよ。
    あの街は海があって、陸があって山がすぐあるんですよ。山の斜面に家が立ってるんで、家が壊せないと、道路に重機が入れないから壊せなくて空き家ばっかり増えてっちゃって、それで「空き家再生プロジェクト」っていうのを立ち上げて、みんなで空き家をリノベーションしたりして、そういうことを含めて地元の人達が危機感持って、市役所の人も、民間の人も一緒になってスゴイ盛り上げているっていうのが印象的で下野市もウカウカしてらなれないですよね。宇都宮もね(笑)